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旧居観覧の手引き
旧居観覧の手引き
小泉八雲旧居は、八雲の居間、書斎、セツ夫人の部屋などをぐるっと取り囲む庭が観覧の対象です。八雲はこの屋敷全部を借りて住んでいましたが、公開は一部です。
ここは住宅の構造を見るだけでなく、八雲自身になって作品「知られぬ日本の面影」の舞台となった庭を見ていただきたいと思います。日本全国各地に著名人、文化人の旧居はたくさん残っていますが、住居に付随する庭が重要な作品の対象になっている例は他にありません。従って公開も庭を見ていただくのにふさわしい方法をとっているのです。ただ単に住んだだけということでしたら公開の方法も、ほかの多くの旧居のように、家の周囲をぐるっと歩いて、外から眺めるという方法になっていたと思います。
西洋人である小泉八雲が日本の庭をどのように見たのかということが重要なのです。